こんにちは!大橋みなみです。
寒い時期にほっとする味の揚げ出し豆腐。
お家で作るときに「木綿豆腐」、「絹豆腐」どちらで作っていますか?
ご家庭の味で決まっている方もいるかと思いますが、
初めて作る方はどちらのお豆腐を作るのか迷いますよね。
結論から言うと、揚げ出し豆腐は「木綿豆腐」「絹豆腐」どちらで作っても大丈夫です!
今回は「木綿豆腐」と「絹豆腐」で揚出し豆腐を作ってみて、
それぞれの豆腐の違いをお伝えします。
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木綿豆腐と絹豆腐の違い
そもそも木綿と絹は何が違うのでしょうか?
木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて固め、穴が開いた型に流し入れて圧力をかけて水分を抜いたもの。しっかりとした食感で、絹豆腐より大豆の味を濃く感じるのが特徴。
絹豆腐は、濃い豆乳に凝固剤を加えて型に流して固めたもの。
なめらかな舌触りでさっぱりとした味が特徴。
木綿豆腐と絹豆腐で揚出し豆腐を作る
揚出し豆腐の詳しい作り方はこちら
まずはそれぞれ同じ大きさに切り、少し水分を抜きます。
木綿豆腐
木綿豆腐に片栗粉をつけて油で揚げます。
油は揚げ焼き程度で大丈夫です。
反対側も。
揚げた感じはしっかりしたお豆腐なので扱いやすく、片栗粉をつけるときも
揚げているときも形が崩れたりはしませんでした。
絹豆腐
木綿豆腐同様、片栗粉をつけて油で揚げます。
反対側も。
写真をよく見てもらうと分かりますが、左上に豆腐のかけらがあります。
気をつけていましたが、油に入れる際に崩れてしまいました。
バットに取る際も慎重にあげ、その後は崩れずに済みました。
食べた感想
めんつゆをかけていよいよ実食。
木綿豆腐
「思っていたより固くなく、食べやすい」。
食感はもっとぼそぼそしていると思ったのですが意外となめらかで、
絹豆腐と交互に食べ比べてもそんなに違いはわかりませんでした。
そして木綿豆腐のしっかりとした豆腐の風味もあり、思っていたよりずっとおいしい。
絹豆腐
おそらく私が今まで食べてきたのはこれだと思う絹豆腐。
衣のサクサクとした食感と絹豆腐特有のなめらかな食感でおいしい!
間違いない、これこそ揚出し豆腐、という感じ。
結果
まずは作る工程ですが、見てもらった通り絹豆腐は若干の崩れがあり、
作る際も慎重に作業する必要がありました。
食べた感想は、正直そんなに違いはないです。
なめらかな食感なら「絹豆腐」、しっかりと豆腐の味を味わいたいなら「木綿豆腐」でしょうか。
揚出し豆腐は「絹豆腐」派だった私ですが、どうしても「絹豆腐」がいい!というこだわりがなければ、作りやすい「木綿豆腐」をおすすめします。
こども料理研究家/調理師 大橋みなみ
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