キウイは皮ごと食べられる!栄養効果と食べ方アイデア3選

皮ごとキウイ 栄養満点

こんにちは!大橋みなみです。

美容やダイエットにいいと言われるキウイですが、実は皮も食べられることはご存知ですか?
美容をサポートしてくれるなら皮ごと無駄なく食べたいですよね。
今回はそんなキウイの栄養と皮までおいしく食べる方法をご紹介します。

■キウイの主な栄養と効果

キウイ

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成や、病気から身体を守る免疫系の働きをサポートしてくれる重要な栄養素です。しかし、ヒトの身体では生成されないため、食品から摂取する必要があります。
キウイにはビタミンCが豊富に含まれ、キウイ1個で1日に必要なビタミンCのほとんどを摂取できます。

カリウム

ナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調節してくれます。
そのため、むくみの解消や高血圧の予防になります。

食物繊維

食物繊維もキウイには豊富に含まれるため、便秘の改善や生活習慣病予防にも。
低カロリーのため肥満予防にもなります。

ビタミンK

ビタミンKは丈夫な骨づくりに必要な栄養素であるため、骨粗鬆症や動脈硬化予防になります。

アクチニジン

タンパク質分解酵素が豊富に含まれているため、タンパク質の消化促進効果があります。
お肉にキウイを漬けておくとお肉を柔らかくできますよ。

また、キウイには葉酸や鉄分も含まれるので妊婦さんにもおすすめです。

なぜ皮ごと食べるといいのか?

キウイを皮ごと食べることにより、サンゴールドキウイの場合は食物繊維の摂取量が約2倍にもなります。
また、老化やシミ予防に必要な抗酸化作用のあるポリフェノールは、キウイ総含有量のうち
30%が皮に含まれているため、皮ごと食べることによりポリフェノールを逃さずに摂取できます。

皮の食べ方・食べる際の注意点

キウイを皮ごと食べる際の注意点として、まずは皮を水でよく洗います。
産毛が気になる方は、きれいなたわしや丸めたアルミホイルでこすってみてください。

食べる際の注意点として、丸ごと食べる際は固いヘタに注意してください。
また、消化器系が弱い方や消化器系が未発達のお子さまは皮を剥いて食べるようにしてください。

キウイを皮ごと食べる食べ方

その1 スムージーにする

キウイ スムージー

そのままでは食べにくい皮も、牛乳や豆乳、水などのお好みの水分を加えてミキサーで細かくすれば飲みやすいです。キウイと一緒に、バナナや小松菜などを入れると健康、美容アップ!

その2 ジャムにする

キウイ ヨーグルト

キウイを小さく切り、キウイの重量の約30%の砂糖と一緒に火にかけてジャムにするのもおすすめです。加熱することで、皮についた農薬なども気にならなくなりますね。
写真のようにヨーグルトと一緒に摂取することで腸内環境改善にも期待できます。

その3 ドライフルーツにする

ドライキウイ

少し手間はかかりますが、薄くスライスして乾燥させるのでフレッシュな状態よりも食べやすくなり、長期保存も可能に。オーブンだと100度で1時間ほど加熱するとできます。早く作りたい方は600wの電子レンジで2分加熱後、キウイを裏返して2分加熱でできます。

最後に

キウイを皮ごと食べることで、栄養がたくさん摂れるうえに皮を破棄することもなくなり、とってもエコ!一石二鳥な食べ方ではないでしょうか。
自分の身体も地球もきれいにしていきたいですね。

料理研究家/調理師 大橋みなみ

参考文献
ゼスプリHP
旬の食材百科辞典
健康長寿ネット
写真AC

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