こんにちは!大橋みなみです。
近年さまざまな【定期便】【サブスク】が出ていますが、
野菜の定期便「ロスヘル」をご存知ですか?
傷があったり、サイズが揃わなかったために
一般の流通ルートを通ることができなかった規格外野菜の定期便です。
もちろん味には問題なし!
見た目やサイズの問題で破棄されてしまうなんてもったいないですよね。
今回は実際にロスヘルを使ってみた、良い点・気になった点をお伝えします。
目次 読みたいところをタップすると飛べます。
規格外野菜とは?
ロスヘルで扱っている野菜は、規格外野菜として市場に出ることができず、
破棄されることが多い野菜です。
規格外野菜とは
- 形が不揃い
- キズがある
- 大きすぎる
- 小さすぎる
などの、見た目がよくないもので、味に違いはないもの。
他の野菜の定期便との違いはこの「規格外野菜」というところですね。
商品ラインナップ
ロスヘルの定額便には、「お得なお試しパック」の他に
- Sパック(一人暮らし、二人暮らしの方向け)
- Mパック(3〜4人家族向け)
- Lパック(5〜8名家族向け)
の定期便があります。
家族の人数に合わせて量が選べるのはうれしいですね。
初回の方は、定期便ではない「お得なお試しパック」(Mパックと同じ量)がおすすめです。
市場価格4000円(税抜)のものが2916円(税込)+送料385円(税込)で
申し込めます。
ロスヘルを体験
届いた商品
私は初回だったこともあり「お得なお試しパック」を購入しました
(このパックは定期便ではありません)。
ダンボールに入って、丁寧に新聞紙にくるんで配達された野菜はこちら。
- にんじん
- 白菜
- パプリカ
- れんこん
- 里芋の親芋
- 小松菜
- かぶ
- りんご
このお試しパックは5〜8種の詰め合わせで、3〜4人家族の世帯で10日間程度で
消費できる量が目安とのことです(ロスヘルHPより)。
12月20日頃に注文し、届いた日は1月7日でした。
大体の届く目安はHPで確認でき、注文後に発送日を知らせてくれるメールが届きました。
発送日近くには、スーパーで野菜を買わないようにできるのでありがたいです。
規格外の理由
野菜と一緒に、届いた野菜と、野菜の産地、規格外の理由が書かれた紙も入っていました。
写真は見えにくいので雰囲気だけ(すみません)。
上には【今回救出できた「わくわくロス野菜 お試しパック」のについてのご紹介】
(一部省略しています)の文章が。
「救出」の文字は、私も貢献できた感があってうれしい!
その下には
【①にんじん/富山県 出荷基準に満たない小さなサイズです】
【身の外側に近いほど栄養価が高いため、調理の時はなるべく皮を薄くむくのがおすすめ。】
など、野菜をおいしく食べるためのメモがちょこっと書いてあります。
「おいしく食べてほしい」という思いが伝わってきてほっこりしますね。
キズってどの程度?
気になるのがキズでした。やはり食べられると言っても、キズがあると傷みが
進んでしまうので、早く調理してあげないといけないですよね。
一応写真に撮りましたが、パプリカはキズというキズはなかったです。
ほとんどが色鮮やかできれい!
規格外の理由も「生産数を調整するための余剰在庫」とのことで、
キズものではなかったようです。
にんじんは小さい(かわいい)のと、この1本が少し傷んでいたかなという印象。
早く食べてあげましょう。
ほかは、白菜の周りの葉がしなしなとしているくらいで、
目に余るようなキズはなかったです。
初めましての野菜発見
里芋の親芋です。
里芋は種芋から親芋、そして子芋、孫芋と繋がってできていくのですが、
その「親芋」は里芋と同様おいしく食べることができるのに、
そもそも市場に出回らず破棄になるとのこと!(上記の用紙より)
これはもったいないですね。
救出できてよかったです。
こうやって普段買わない・買えない野菜が手に入るのも楽しいです。
規格外野菜を調理・実食
さっそく調理していきます!
傷みのあったにんじんはパプリカと、お家にあったナスも一緒に焼いて中華ダレで和えました。
季節外れの夏メニューになってしまいましたが、タレが良く絡んでおいしかったです。
にんじんとパプリカは多めだったので、次は素材の味を楽しむ「オーブン焼き」。
にんじんの小ささを生かして長さはそのままで。
じっくり焼いたので甘くておいしかったです!
小松菜は鶏ももと一緒に「オイスターソース炒め」にしました。
小松菜は大きい分、歯ごたえと甘さがあっておいしい!
白菜は1玉あったのですが、半分は「白菜ステーキ」にして食べました。
この食べ方が一番甘い!
写真はシーザードレッシングを作って。
2回目はバターしょうゆでいただきました。
親芋は初めてだったので沢山調べて作りました。
皮は厚めにむいて、里芋よりも硬いので水からよーく茹でました。
写真1枚目は「ふわふわ揚げ」。
茹でて、潰して、丸めて、揚げて、あんかけをかけてやっと完成。
大変だったけど家族は大喜び!「おいしい!」とあっという間になくなりました。
親芋レシピ2品目は「親芋の唐揚げ」。
これは娘たちに大人気!
外側のサクッ、中のぬるっと感がクセになります。
親芋は大きいものが3つもあったので色々なレシピに挑戦できました。
最後は「ポテサラ風」
マヨネーズとコーンでシンプルに作りました。
マヨネーズだけだとのっぺりした味になってしまうので、塩・こしょう・砂糖も追加。
酸味が大丈夫な方はお酢やレモン汁も少し入れると味にメリハリがでると思います。
親芋独特のねっとり感が新鮮でおいしかったです。
他の食材も、炒めものや和えものに沢山使いました!
普段使うことがない食材も使えて楽しかったです。
ロスヘルを使った感想
良かった点
- 規格外野菜を救出できる
- 何が届くかわからないのでわくわくできる
- スーパーに買いに行く手間が省ける
- 新しい料理にチャレンジして家族に喜んでもらえる
価格の点では一般的なスーパーより30〜35%安いとのことでしたが、
野菜が安いスーパーや八百屋さんで買った場合と比べると、
そこまで「安い!」とはならないと思ったので「良かった点」には含みませんでした。
ただ、野菜がいつ高騰するかわからない今、定期便でいつもと変わらない値段で
届けてもらえるのはありがたいです。
気になった点
- 傷みがあるものは早く使わないといけない
- 知らない野菜は調べが必要
キズ自体はほとんど気にならないものでしたが、
キズの度合いによってはそこから傷みが進んでしまうので、早めに使う必要があります。
今回は親芋という私には初めての野菜があり、とても楽しませてもらいました。
ただ、料理が苦手な方や、忙しいお母さんは下処理を調べたり、
調理に時間がかかる食材は扱いにくいかもしれません。
全体の感想
「規格外野菜」ということを全面に出しているので、正直デメリットは
あまり感じませんでした。
届く楽しみや、こどもにも「規格外野菜」があるということを伝えられ、
フードロスにも貢献できてありがたいサービスだと思います。
初回パックには、定期便の初回に使える30%クーポンもついていたので、
今度は定期便で利用していきたいと思います。
気になる方は「ロスヘル」HPをご覧ください。
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生で食べられる野菜
調理師/こども料理研究家 大橋みなみ
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