近年はお家時間の見直しなどもあり、おしゃれなホットプレートで料理をする機会が増えてきましたね。
お家で焼肉やお好み焼きなどを作って、ご家族やお友達との食事を楽しまれることも多いのではないでしょうか。
そんなホットプレート料理ですが、匂い対策をしっかり行っておかないと次の日に部屋中に匂いが残っていて消す方法がわからない!なんということもありますよね。
匂いを消す消臭スプレーは布製品やカーテンに先に吹きかけておいたり、サーキュレーターなどで換気を補うと消臭効果をぐっと上げることができます。
次の日にホットプレートから出た油や煙の匂いに困らないためにも、正しく匂いを消す方法を知っておくとお家焼肉がもっと楽しくなりますよ♪
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ホットプレートの匂いを消すには換気!
お家で焼肉をした時に油の匂いが充満してしまう原因は「油煙(ゆえん)」と呼ばれるものです。
油煙は肉の脂などが水蒸気と混ざったものです。この油煙が壁やカーテンなどに付着し、匂いの元になっています。
何の対策もせずに焼肉を始めてしまうと、この匂いで部屋中が臭くなってしまいます。
まずはこの匂いがついてしまった場合の匂いの消し方ですが、換気や消臭スプレーを使うなどいくつか方法があります。
1つずつみていきましょう。
まずは換気!風の通り道を作ることが大事
朝起きて焼肉の後の匂いを感じたら、すぐ窓を開けて換気をしましょう。
できたら窓を全開にできたらいいのですが、寒い日や花粉を入れたくないなど全開にできない時は15cmでもいいので開けてみてください。
効率よく換気するためには「風の通り道」をつくることが大切です。対角線にある窓や、対角線にある部屋の窓も一緒に開けてください。
窓が1つしかない場合は、部屋のドアと窓を開け、窓に向けてサーキュレーターを向けると風が通りやすくなります。
また、台所の換気扇は排気量が大きいため、運転させましょう。換気扇を動かした場合は、台所から離れた窓を開けると部屋全体の換気に効果的です。
窓、ドアを開け、サーキュレーターと換気扇を上手に使って風の通り道を作ってみてください。
少しでも早く消臭したい場合は「濡れタオルを部屋で振り回す」もおすすめ。
タオルにアロマや酢を含ませると匂いを消す効果UPになります。
洗えるものは洗う!布製品は洗濯するのが一番
ソファーやクッションのカバー、ブランケットなど洗えるものは洗濯しましょう。
そのまま置いておいても自然に匂いが取れることはありません。むしろ脂が嫌な匂いに変化していく可能性があります。
焼肉をする時にうっかりリビングに置きっぱなしにしてしまった上着やブランケットなど、すぐに洗えるのであれば洗濯しましょう。
少し手間ですが、洗濯機に入れる前に手洗いをすると匂いを消す効果UPが期待できます。
ぬるま湯に消臭効果のある洗剤を入れ、洗濯したいものをつけて優しく手で押すように洗うと匂いの元が取れやすくなります。
仕上げは柔軟剤を使うと更に消臭に効果的です。
また、濡れたままの洗濯物を放置すると嫌な臭いにもなる雑菌が増えるため、すぐに干すようにしてください。
洗濯できないものは消臭スプレーを使う!
ソファーやカーテンにも匂いがついている気がします。
簡単に洗うことが難しいカーテンや、洗えないソファーは消臭スプレーを使いましょう。
焼肉の頑固な匂いには他の匂いでごまかすよりも、無香料かつ除菌効果があるものがおすすめです。
ソファーは直接肌に触れることもあるので、赤ちゃんや皮膚に敏感な方がいる場合は「天然由来成分」や「植物由来」のものだと安心ですね。
コスパで選ぶなら「消臭力」「使いやすさ」などで評価されている「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」がおすすめです。
消臭スプレーを使う際の参考にしてみてください。
床は拭き掃除!重曹は効果抜群でも使い方に要注意
焼肉のあと、床がベタベタしていることがありますよね。
お肉の油や見えない油煙が飛び散ったあとなんです。これもそのままにしておくと、人の足で他の部屋へ広げてしまう恐れがあります。
寝室や子ども部屋なども汚れてしまう前に、床の拭き掃除で汚れの広がりと匂いを抑えたいですね。
水拭きでも拭かないよりは良いですが、せっかく拭くなら効果のあるやり方でお掃除したいですよね。
床を拭く際は油など酸性の汚れに強い「重曹」がおすすめです。
人や環境にも優しいので、ハイハイをする赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えます。
また、フローリングに重曹を使う際は注意点があります。
重曹の特徴でもある大きい粒子は汚れを落とすことに役立ちますが、繊細な素材を傷つけることになることがあります。
ぬるま湯1カップに対し重曹小さじ1/2程の量を混ぜる
水では溶けにくいため、ぬるま湯でしっかり重曹を溶かし重曹水を作る
この重曹水をタオルに含ませて拭き掃除をする
最後は乾いた雑巾で拭き上げる
重曹の量が多くなるとフローリングを傷つけやすくなるため注意してください。
私は重曹で床掃除をしてワックスを剥がしてしまったことがあります。床から消しゴムのカスのようなものが沢山でてきて驚きました。
みなさんはこうならないようにお気をつけください。
傷つく可能性があるなら重曹は使いたくないな。
重曹の使用にためらいがある場合は「アルカリ電解シート」を使うのもおすすめです。
水を電気分解してアルカリ性にしたもので油汚れに強いのが特徴です。ところが成分はほとんどが水なので安心・安全に使用できます。
100円ショップにも売ってるので簡単に買えるのもうれしいポイントです。
ホットプレートの匂い対策!使用前にできる予防
ホットプレートを使ってお家焼肉をする際には匂いの事前対策が効果的!
布製品をに消臭スプレーをかけておいたり匂いを吸い取ってくれる新聞紙を敷くことで、布に匂いがつくことを防げます。
掃除が大変になる前に汚れや匂いの飛び散りを防いでおくと、安心してお家焼肉が楽しめますね。
布製品は部屋からなくす!ソファーには新聞紙をかぶせる
匂いがつきやすくすぐに動かせる洋服やクッションなどは別の部屋に移動しておきましょう。
簡単に移動ができないソファには洗濯可能なシーツをかけるとソファに匂いがつきにくくなります。
また、見た目は悪くなりますがシーツの代わりに新聞紙も使えます。
新聞紙のインクには消臭効果があり、吸水性にもすぐれているためソファに使うのはもちろん、床やテーブルの上に敷いて油汚れ対策に効果的です。
私は新聞をとっていないのですが、梱包でダンボールなどに入っていたときは
捨てずにとっておくようにしています。
お家で焼肉をする時もそうですが、濡れた靴に入れて水分吸収に使うなど新聞紙があると生活の中で重宝しますよ。
少し話がそれましたが、お家で焼肉をする際は物を減らしてできるだけすっきりとした部屋ですることを心がけることが大切ですね。
焼肉をするときに着る服も「お気に入りのセーター」などは避けて洗濯しやすい服にすると焼肉中も油はねなどを気にせず食べられます。
肉の種類・焼き方で飛び散る油を軽減できる
タレが染み込んだお肉をジューっと焼くといい匂いがしておいしいですよね。
でもそのタレも油煙となり匂いの原因になるのです。
お肉の種類や焼き方で油煙の量を減らすことができます。
- 肉のタレは後づけにする
- 脂が多い肉は控える
- ホットプレートの温度を200度以下にする
ちょっとしたことですが、1つずつ解説していきます。
タレに漬け込んだお肉をホットプレートで焼くと、タレの匂いや油が飛び散ってしまいます。
少しでも匂いや油の飛び散り対策をしたい場合は、タレは後づけにすると良いですね。
ホットプレートに油があればあるほど周りに飛び散りやすくなるので、お肉も脂が少ないものの方が飛び散りを対策できます。
ホルモン、豚トロなどよりはロース、タンにすると油煙や飛び散る油を抑えることができます。
また、匂い対策にはホットプレートの温度も重要です。
つい高温で焼きたくなってしまいますが、ホットプレートの温度が220度を超えるとお肉の脂が煙になるので高温にしすぎないようにしましょう。
ホットプレートでお肉を焼くには200度が適温です。
200度に保ちつつ、お肉は何度もひっくり返さずにホットプレートの上を滑らせるようにして焼くと焼きムラがなく、おいしく焼けます。
油煙も防げてお肉もおいしく焼けるなら試したいですよね♪
次についやってしまいそうだけどNGな匂いの防ぎ方をお伝えします。
空気清浄機の使用はNG!おすすめ空気清浄方法
焼肉するから空気清浄機をパワフルにしよう!
お家で焼肉をするときに空気清浄機を使うのはちょっと待ってください!
空気清浄機内のフィルターに匂いや油がついてしまい、最悪の場合フィルターを交換することになってしまいます。
私が見た某有名メーカーの空気清浄機の広告には
「タバコや焼きになど強い臭いがある時に使うとフィルターから臭いが発生し、フィルター交換が必要になる場合があります。」(略)とありました。
また、「換気と併用して使うことをおすすめします。」という文もあったので、使うとしても換気の補助にしましょう。
匂いをとってくれる優れもので使いたい気持ちはわかりますが「空気清浄機があるから大丈夫!」とは思わないほうが良いですね。
ホットプレートの匂いはおすすめ無煙ロースターで軽減!
近年、お家焼肉で匂いを気にしなくても良い「無煙ロースター」という家電をよく耳にするようになりました。
煙を吸ってくれるため、通常のホットプレートよりも煙の匂いを気にせずに肉や魚が焼ける優れもの。
中には油はねも少なくなったり、遠赤外線でふっくらおいしく焼けるものもあります。
ファンの有無、電気式やガス式か、焼肉以外にも使える付属プレートがあるかないかなど、種類は様々です。
それぞれの特徴とおすすめを見ていきましょう。
ファンありとファンなしの違いは何?
煙を吸い込んでくれるファンが中に内蔵されている場合とない場合があります。
もちろんファンがある方が煙をよく吸ってくれそうですが、ファンがないからと言っても「煙が出やすい」訳ではありません。
ファンがなくてもファンありと同じくらい煙を吸う優秀なものもあるので、ファンの有無だけで購入を決めないようにしてくださいね。
ファンありで人気のおすすめ商品がこちら
ファンの他に煙や油を油受けまで運ぶ誘導装置や、グリル本体の汚れを防止するオイルフェンスなど優れた機能が満載です!
加熱方法も違う!室内で使うお家焼肉なら電気式がおすすめ
無煙ロースターの加熱には電気ヒーター式、カセットコンロ式、遠赤外線があります。
電気ヒーター式は電熱線の発熱によってプレートを温め、食材を加熱する仕組みです。ホットプレートと同じですね。
上記で紹介した商品が電気ヒーター式のものです。
また、遠赤外線で焼くタイプのものもあり、お肉がふっくらジューシーに焼くことができます。
お家焼肉で遠赤外線で焼いたお肉が食べられたら贅沢ですよね♪
ベランダやお庭、キャンプなどで使う方にはカセットコンロ式もあります。
カセットコンロ式は直火で焼くことができるので焼けるまでの時間が短く、厚みのある食材にもじっくり中まで火を通すことができます。
ファンの有無の違い、加熱法の違いが分かったら次は形状について見ていきましょう♪
付属品・形状も大事!使う用途に合ったものはどれ?
ホットプレートにも四角型、丸形、焼肉用プレート、たこ焼きプレートなどの形状や付属品があるように無煙プレートにも様々な特徴があります。
焼肉以外にも色々作れるものはあるの?
もちろんあります!油が落ちる穴開きタイプのものや麺類やホットケーキなどを作るのに便利なフラットタイプもありますよ。
お子さんがいたり、せっかく買うなら色々な食材を焼いて楽しみたい人におすすめです。
無煙ロースターの口コミを見ると「高いけど買ってよかった」「本当に煙が出ない」という声が数多くありました!
確かにホットプレートよりは値段が高いので、無煙ロースターを購入する際は様々な特徴を理解して用途に合ったものを選んでみてくださいね。
まとめ
- ホットプレートの匂いを消すには換気とサーキュレーターで風の通り道を作る
- 消臭スプレーは焼肉の前にも後にも効果が期待できる優れもの
- 焼肉後の重曹での拭き掃除はフローリングを傷つける可能性があるため注意して行う
- アルカリ電解シートなら人にも優しく簡単に買えておすすめ
- 焼肉前の匂い対策は布製品を片付けて部屋をすっきりさせる
- 新聞紙はとっておくとお家焼肉時の匂いや油対策に最適
- ホットプレートで焼く肉は脂身が少ない方が油の飛び散りが少ない
- 空気清浄機はフィルターに匂いがついてしまうので使いすぎ注意
- おすすめ無煙ロースターでワンランク上のお家焼肉が可能
- 無煙ロースターの種類は様々なため用途に合わせて自分にあったものを選ぶ
ホットプレートの匂いを消すために必要なことはまずは換気ということがわかりました。後にも先にも空気の入れ替えが大切ですね!
それでも匂いが取れない場合は洗濯や消臭スプレー、掃除を徹底して行っていきましょう。
匂いを消すのに苦労しないためにも、事前の対策には新聞紙が役立つというのも今後のお家焼肉の参考になりますね!
次世代ホットプレートおすすめ無煙ロースターの特徴も知れたので、益々お家焼肉が楽しくなるのではないでしょうか♪
昨日の焼肉の匂いが部屋中についてしまった!匂いを消す方法はある?